hyphens

英単語が行の幅へ収まらないとき、単語を分けてハイフンを付ける方法を指定するプロパティ。候補位置を含む英単語で、値ごとの折り返し方を比べます。

CSSのhyphensとは?

英単語を行末で分けるとき、ハイフンを付けない・候補位置だけで付ける・ブラウザーへ任せる違いをライブプレビューで比べながら、none・manual・autoを初学者向けに解説します。

遊んでみよう

LIVE PREVIEW
候補位置あり/なしの英単語を比較
SOFT HYPHEN

An extra­ordinarily long English word.

AUTO DICTIONARY

CSS makes internationalization understandable.

manual:ソフトハイフンで示した候補位置だけを使います
CSS
.element hyphens: manual;

値のパターン

hyphensの構成要素

01none

単語の途中では分割しない

ソフトハイフンなどの候補位置があっても使わず、空白など単語の外側にある通常の位置だけで折り返します。

02manual

指定した候補位置だけで分割する

初期値です。­などで埋め込んだソフトハイフンの位置を、必要なときだけ分割候補として使います。

03auto + lang

言語に合う位置をブラウザーへ任せる

lang属性で示した言語と利用できる辞書をもとに、ブラウザーが単語を分割する位置を選びます。

早見表

初期値はmanualです。確実に候補位置を管理するならmanual、自動分割を使うなら対象テキストのlang属性も指定します。

01none単語内の候補位置では分割しない分割なし
02manual手動で示した候補位置だけで分割する初期値
03auto言語の規則をもとに自動で分割するlangが重要
04­必要なときだけ見える分割候補を埋め込むソフトハイフン
05U+2010常に見えるハイフンを分割候補にするハードハイフン
06inherit親要素の指定値を受け継ぐグローバル

よくある使い方

01

狭い英語の記事カードを整える

英語の見出しへautoを指定すると、長い単語を行末で分け、段落右端の大きな空きを減らせます。

.article-title { hyphens: auto; }
02

商品名の分割位置を自分で決める

固有名詞へソフトハイフンを埋め込み、manualで意図した候補位置だけを使います。

<span lang="en">extra&shy;ordinary</span>
03

識別子を途中で分けない

製品コードなど、ハイフン付きで分割すると読み違えやすい短い文字列ではnoneを選びます。

.product-code { hyphens: none; }

ポイント

autoには、正しいlang属性とハイフネーション辞書が必要。

hyphensの初期値はmanualで、すべての要素に適用でき、子要素へ継承されます。noneは単語内の候補位置を使わず、manualはソフトハイフンなどで示した位置だけを使い、autoは言語に合う位置をブラウザーが選びます。自動分割にはHTMLのlang属性と、その言語に対応するハイフネーション辞書が必要です。辞書や分割規則にはブラウザー差があるため、重要な固有名詞ではmanualも検討します。word-break: break-allが指定されるとハイフンは表示されません。値の切り替えは離散的に変化します。