clip箱の端で文字を切る
初期値です。切れた位置に記号を加えないため、続きがあることは見た目だけでは分かりにくくなります。
1行の箱から文字がはみ出したとき、切れた続きがあることをどう示すか指定するプロパティ。末尾をそのまま切る表示と、省略記号を付ける表示を比べます。
text-overflowとは?1行からはみ出した文字をそのまま切るか、省略記号で示すかをライブプレビューで比べながら、clip・ellipsisと必要な組み合わせを初学者向けに解説します。
初学者のためのCSSレイアウトと文字組み完全ガイド
表示幅が決まったカードの長い見出し.element text-overflow: clip;
値のパターン
clip初期値です。切れた位置に記号を加えないため、続きがあることは見た目だけでは分かりにくくなります。
ellipsis表示領域の内側へ「…」を置き、見えていない文字が続くことを伝えます。省略記号の分だけ本文の表示幅は短くなります。
overflow + white-spacetext-overflowだけでは文字は切れません。1行の省略表示では、overflowとwhite-spaceを一緒に指定します。
まずはclipとellipsisの違いを覚えます。どちらも、文字がインライン方向へ実際にはみ出しているときに効果が現れます。
clip箱の端で文字を切り取る初期値ellipsis省略記号(…)で続きがあることを示す定番<string>指定した文字列を切れ目に表示する対応差あり値を2つ左端側と右端側の表示方法を分ける対応差ありfade切れ目を徐々に透明にする実験的inherit親要素の指定値を受け継ぐグローバルカード幅が決まっている一覧で、長い見出しを1行に保ち、続きがあることを省略記号で示します。
.card-title {
overflow: hidden;
white-space: nowrap;
text-overflow: ellipsis;
}横幅が限られるファイル一覧で、長い名前が隣の日時や操作ボタンへ重ならないようにします。
.file-name {
min-width: 0;
overflow: hidden;
white-space: nowrap;
text-overflow: ellipsis;
}狭い画面では現在地だけを省略し、前の階層やナビゲーション全体が押し出されるのを防ぎます。
.breadcrumb-current {
overflow: hidden;
white-space: nowrap;
text-overflow: ellipsis;
}ポイント
text-overflowの初期値はclipで、ブロックコンテナーに適用され、子要素へは継承されません。1行の末尾を省略する定番パターンでは、overflow: hiddenとwhite-space: nowrapを同じ要素へ指定します。効果があるのはインライン方向へはみ出した内容で、箱の下側へあふれた複数行を省略する用途ではありません。値の切り替えは離散的です。省略した文字列も重要なら、別の場所や操作で全文を確認できるようにします。
text-overflow と一緒に使われるプロパティや、詳しい外部リファレンスをまとめました。